50代リターンライダーのバイク日記

シブく!カッコよく! なんてムリ!(^^ゞ
50代リターンライダーのバイク日記

大型二輪教習「卒業検定」合格しました


4月29日に入学手続きをしてから2ヶ月半、
いよいよ「卒検」の日がやってきました。


なんかゼンゼン緊張してなくて、前夜もよ~く(7時間も)寝ました。


大型免許を取って大型二輪に乗りたい!、
んじゃなくて、
リターンライダーになってみたら、ゼンゼン乗れなくて、怖くて、
「バイクの練習をするため」に大型二輪教習に通いました。

だから、ある程度自分で納得して「みきわめ」に合格できたことで、
その目的は達成した気がしてるのでしょうか。


いやいや、「検定」といういつもと違う特殊な環境の中で、
教習で習得したことを「技術と心のゆとり」をもってやり遂げる。
「これも練習」だろうと気持ちを切り替えました。


合格するために、例えば「パイロンにだけは当たらないように」とか
「一本橋は落ちない事だけ気を付けて」なんて出来る技術は無い。
真剣に、集中して、すべて全力で行かないと失敗すると思いました。
スラロームも一本橋も、全部100%で行こうと決めました。


それでダメだったら、
「楽しくて大好きな教習を、また受けられるじゃないか!」と臨みました。



「合格」しました。

ヤッターヽ(^o^)ノ!でもなく、嬉しいヽ(^o^)ノ!でもなく、ホッとしました。
「落ちたら落ちたでそれも良し」と思っていましたが、正直「ホッとしました」。


卒業証書をいただき、

楽しかった、とても楽しかった、
「大型二輪教習に通う日々」が終わってしまいました。




去年、33年ぶりにリターンライダーになってみたら、
ゼンゼン上手く乗れませんでした。


バイクに楽しく上手く乗りたくて、
「技術」と「初心」を取り戻したくて、
教習所に入ってみたら、予想以上に「課題」がゼンゼンできませんでした。


振り返ってみると、
教習所での「教習」というのは、
課題などそれ自体をクリアするのが目的ではなくて、
低速の一本橋もクランクも、速いS字もスラロームも、急制動も坂道も、
左折で大回りしないとか、指定速度を出すとか徐行とかも、
すべて、
クリアするために練習することで、
「最低限、バイクを自分の思うように扱える技量を身につけるもの」だと思います。




その他に教習所で得たものは、
「バイクの特性を理解すること」「状況の変化に対応すること」

今はまだ、教習所でNC750に乗るより、公道でSR400に乗る方がヘタクソだと思います。でも、毎回SRで教習所に通っていて、ずいぶん乗れるようになってきた気がします。
もっともっと「ボクのSR400」の特性を理解して、バイクで公道を走ることにも慣れて、
楽しく安全に運転できるようになりたいなヽ(^o^)ノ




もうひとつ、
「自分の技量を認識し、その中で「ゆとり」をもって運転すること」を教わりました。


その意味で、54歳のボクが一生懸命、真剣に取り組んで、

教習も4時間オーバー、卒検も良くて80点という結果は、
ボクが今後バイクやクルマを運転するうえで、
自分の技量を認識するうえで、
とても適したものだったと思いたいです。
若い人や、上手い人をうらやむことなく、
自分の技量を認識し、
その技量の中で「心のゆとり」をもって運転できるようになりたい。




ある程度の「技術的な自信」と、
「ゆとり」という考え方を教習所で学びました。


 実践していくのはこれからです!


大型二輪教習で得たことを大切に、

自分の技量を認識し、心のゆとりをもって、コイツと楽しく走りたいと思います。