50代リターンライダーのバイク日記

シブく!カッコよく! なんてムリ!(^^ゞ
50代リターンライダーのバイク日記

SR400のこと ② カフェ仕様


さて、総点検をしてタイヤを換えクラッチも軽くして、
「さぁ~走ろう!」
となるところですが、その前に
「さぁ~イジろう!」ということで(^^ゞ

カフェレーサー仕様のSRに乗りたい!
だけどノーマルのSRの美しさに気付いてしまい、
いつかはフルノーマルに戻して旅をしてみたい!


ということで購入したSR君。

大雑把に言えばハンドルをセパハンに換えただけとも言えます。


最初、好んで付けたセパハンに手こずり、
一度はカフェをあきらめてノーマルハンドルに戻すかとも思いましたが、
クラッチが軽くなり、まぁまぁ運転にも慣れてきたので、
理想のSRにすべくカフェっぽいパーツを導入しました(^o^) 


まずはリアフェンダーとテールランプ

ノーマルの後ろ姿も大好きです!

だけど長いっちゃ長い(^^ゞ


ということで、定番の「純正フェンダーをブッタ切る」に挑戦です。
と言っても純正フェンダー(とテールランプ)はいつか使用しますから、


某オクにて2,800円(+送料)の「ブッタ切り用」の純正フェンダーをポチリました。
なんか今まで付いていたのより状態がイイ(^^ゞ


最初、ノコギリで切ろうとしましたが、切れるもんじゃない。
なのでホームセンターから1泊2日200円でグラインダー(切断砥石付き)を借りてきて、
軍手にツナギ着て防護メガネして現物合わせでカット。

思ったより盛大に火花が出たのが恐ろしく、一気に、5秒くらいで切断しました。
あ~怖かった(^^ゞ


リアフェンダーは4点で車体に装着しますので後ろの装着穴をあけるのですが、
同じくホームセンターから1泊2日200円で借りてきた電動ドリルで開けました。


なんとか装着!

電動ドリルもグラインダーも人生初使用。
ボクのキャパを超えた作業だったからかこんな写真しかない(^^ゞ



次にテールランプ。
ボルトオンの製品もあるのですがフェンダーが短くなるのでシートに干渉したり、
何より取り付け角度が変わるのでランプが上を向いてしまいます。

ここは角度調整の出来るデイトナのアジャスタブルテールランプ(ルーカスタイプ)
を購入しました。


取り付け穴を現物合わせで開けて、

角度を合わせて取り付けました。


合わせてデイトナのリフレクターキット。

四角いのが標準ですがSRは丸が似合うかなと思い丸型も追加で購入しました。

頑張ったんだけど微妙に左にズレてる気がする(^^ゞ


そして使い勝手の良い純正グラブバーも外して、デイトナのアシストバー(メッキ)に。


シートは納車より早く届いたペイトンプレイスのセミダブルシート。

シートはボルト2本で止めるだけ。

ところがこのペイトンシート、ボルト穴が1㎜くらいズレてて付かない!
格闘すること30分。ボルトを留めるのにコツが要ります(^^ゞ


ここまでの作業に1日半かかりました。

外して付けるだけですが、やり遂げた感があります(笑)

おかげで体中痛くて2日ほどマトモに歩けませんでした(^^ゞ



で、翌日、
痛い痛いと言いながら早起きして、愛車プロフィール用の写真を撮りに丸の内に。
カフェレーサーが似合うのは都会のカフェでしょうヽ(^o^)ノ


これでボクのSR君は完成です。

マフラーは?、キャブは?、スカチューンは?、ミニメーターじゃないの?
はい、これがボクの思うノーマルの良さを残したカフェ仕様、
ボクが乗りたかったSRですヽ(^o^)ノ


さあ走るぞ!って思ったら寒くなってた(^^ゞ

SR400のこと ① 初整備


8月13日に納車され
それからは週末ごとの雨…
わずかな晴れ間を見つけて少しずつ乗っておりました。


33年ぶりでも、クラッチとかギアチェンジ、
右足のブレーキなどは体が覚えていましたヽ(^o^)ノ
SRのキック始動もほぼ一発だし、
エンストは1回もないです。エッヘン!


でも、止まる時が怖い!
特に極々低速から止まる時が怖い!

交差点で発信すぐ左折して横断歩道の手前でまた止まるとか、
渋滞や信号でフラフラといつ足を着くか迷って最後に止まる時とか、

リアブレーキをうまく使えず、両足を下に伸ばしてバランスを取ろうとしてる!
で、ハンドルが切れてたりバイクが傾いたままフロントブレーキをギュって握って
オットット…
幸い公道ではまだコケたことないですが(^^ゞ


痩せて非力な小っこいおっさんなので、いわゆる「立ちゴケ」が怖い。
エンストは1回もないけど立ちゴケは1回やりました(^^ゞ
自慢のマグラのセパハンが削れました( ノД`)シクシク…

近ごろは初心者用のライディング動画とか、
小さくてもバイクに乗っておられる女性のブログとか読んで勉強してます(^^ゞ


あと、やっぱりクラッチが重い。

今から思えば慣れてなくて余計な力が入っていたんだと思いますが、
街中(クラッチ多用)を2-30キロも走ると左手が厳しいです。
納車時にクラッチワイヤーも新品にしてよく調整してもらったんですが…



それ以外にバイクには特に問題はないのですが、
実はこのバイク、10年乗ってなかったバイクなんです。

タイヤも10年前のものでバリ山ですがヒビ割れが…

購入時に交換しようとも思いましたが、ダンロップのTT-100を勧められ…
ド定番のTT-100にすれば、グリップもライフも価格も完璧です。
だけどタイヤのブロックパターンがSR400には似合わないとボクは思うのです。




と、長い長い前フリはここまで。


購入から6週間、約(たったの) 200キロを走った時点で、
YSPで全体的な点検とクラッチスプリングの交換およびタイヤ交換をお願いしました。

ポルもロドも購入後、すぐにディーラーに点検に出しましたから、一種の儀式です。


10年乗られていなかったバイクの心配される点を重点的に点検してもらいましたが、
特に問題となることは出てきませんでした。
うちの子はSR君もおりこうさんでした~ヽ(^o^)ノ


クラッチスプリングは新型(F.I.)用のモノで、
長さが短い=クラッチを押さえつける力が弱い=クラッチが軽いというものです。

(これは元々の長いスプリングです)
実際に握ってみると「ちょっと軽くなったかな?」というくらいの感覚ですが、
1日中乗ってもクラッチ(の重さ)を意識せず運転できるようになりました。


そしてタイヤ
ブロックパターンの好みだけでIRCのGS-19にしました。

 



とりあえず10年乗られてなかったバイク、重いクラッチ、賞味期限切れのタイヤ、
という心配事がなくなりました。


乗らない理由がなくなってしまった(笑)ので、
その翌日、ロドのお友達のツーリングにお邪魔したら、ガス欠になりました。

ガソリンのことなんてコレッポッチも頭になかった。リザーブがわからん(^^ゞ



もともと古い設計(1978年)の古いバイク(19歳)ですから、
これからもいろいろと問題は出てくると思いますが、
(ボクんちはそんなのばっかり(^^ゞ)

もっともっと乗って走ってバイクに慣れて、
ちゃんと安定して止まれるよう練習しようと思います。


って思ったんだけど、カッコの方が先に…(つづく)

リターンライダー 


時は流れ、
のりもの好きの少年はおっさんになりました。


そして、バイクなんて「ハッキリ言って不要」
って事も分かるようになりました。
クルマもあるし、危険で人に心配させるだけだし…


なんだけど・・・


 どう考えてもバイクに乗れるのは
「今しかない!」
という強迫観念に負けて33年ぶりのリターンライダーです(^^ゞ


選んだ相棒は「ヤマハSR400」
1JR (3HT8) フロントドラムブレーキのいわゆる2型です。


1978年、15の夜。
 愛読書のバイク雑誌でSR400/500のデビューを見て、
 「うゎっカッコわるっ!」って思ったものですが、
38年経ってSRの美しさに気づきました。


 不自然なラインのないティアドロップ型のタンク、空冷エンジンの冷却フィン、
 丸いヘッドライト、2本のリアサスペンション、誇らしげに車名を記したサイドカバー、
そして美しいクロームメッキのエキゾーストパイプから素直に伸びるマフラー。
あの少年の日に憧れた「単車」らしいバイクがそこにありました。


ということで、「出来るだけノーマルの美しさを残したカフェ仕様」
という無謀なSR探しが始まったわけですが、
カフェ仕様の中古SRはたくさん有るのだけど、
どれもこれも僕にとっては「やり過ぎ」な感じがしていました。
ボクが欲しいのはカフェ仕様じゃないのかな?



ある日、家から一番近いSR専門と言えるバイク屋さんに、
 黒の2000年式セパハン仕様が2台も出たので見に行ったのですが、
やはりもうひとつピン!とくるものではなく…


それならばと、そのお店にもう一台あった、
1997年式シルバーのノーマルなSRを勧められました。
ノーマルから自分の好きなパーツでカスタムしていく、
というのもSRの楽しみ方ではあるのですが、

でもシルバーって、ねぇ(^^ゞ 
タイヤもん3台中3台が銀色ってどんだけシルバー好きやねんってことですわ(^^ゞ



 そこはSR500乗りの店主さんが一人でやっているようなお店で、
その店主さんにボクはどんなSRに乗りたいか話しました。
 色は黒、セパハンに1995年までの純正バックステップは必須と決めていること。
でも最終的にはノーマルに戻して「旅」をしてみたいこと。


 結果、↓これを


↓こうして納車してもらいましたヽ(^o^)ノ


2000年式のセパハン仕様のバイクから、
ノーマル黒のタンク・サイドカバー・シートテール移植。


 入荷したてで整備前の車両から純正バックステップ移植。


同じくマグラのセパハン移植。

(ハンドルストッパー・ヘッドライトステーも)。


 倉庫から純正のアンコ抜きシート。

 

フロントフォークブーツは新品を装着してもらいました。


とってもお安くしてもらいました。
もともと車体も納車費用も大手中古バイクチェーンよりもずいぶん安いお店です。
 見積書を書きながら店主さん、
 「どうしよう」「いつも後で後悔するんですよ」
「でも好きだからやってるんです!」と。



バイクは「ハッキリ言って不要」なので、
よほど自分の好みに合うバイクが出るまでじっくり待つつもりでしたが、
思わぬ展開により理想のバイクを購入、リターンライダーの仲間入りとなりました。


すでにパーツも揃っているペイトンのシート、ショートリアフェンダー、
ルーカステールに交換して、しばらくカフェっぽいノーマルを楽しもうと思います。


そして来年くらいかな、ハンドルもノーマルに戻して「旅」をしてみたいなと思います。

『Garage Girl/ガレージガール』
ノーマルのSRは箱根や富士山、ボクの好きな安曇野にもきっと似合うと思います。


 約束で2年間だけ乗るつもりです。
 「間違えて」ポルやロドの集まりに乗っていったらごめんなさいね。

納車されてから1か月半。なんとなく書きそびれていましたが、コレ書かないと次に進めないので。


しかし3台中2台、5600cc中4000ccが空冷ってイマドキ…(^^ゞ